BRAND COLUMN
フォレルパージュの歴史
こんにちは、ブランド買取GRACE新潟スタッフ山崎です。
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今回はフォレルパージュの歴史についてご紹介します。
【フォレルパージュの歴史】
フォレ ル パージュが創立されたのは、ルイ15世統治時代の初期。それ以降、7代に渡りル・パージュ家によって受け継がれてきた稀有な存在である。
フォレ ル パージュの創業は1717年。彼の地フランスはルイ15世の時代だった。
当時はまだ鉄砲工でル パージュと名乗っていたが、創業間もなく王室御用達となり、多くの名声を得ることになる。
そんなメゾンには熟練工が集結。欧州中の宮廷の要望に応え、並外れた作品を生み出すのだ。例えば、猟銃自然博物館に展示されているルイ16世の猟銃、マルメゾン城美術館に展示されているルイ16世の猟銃、マルメゾン城美術館に置かれているナポレオンのサーベル、といった傑作もこの頃製作されている。
この他にも欧州中の王室に愛されたフォレ ル パージュの作品は、今でもニューヨークのメトロポリタン美術館やパリのアンヴァリッドなど、多くの著名ミュージアムで見ることができる。
また、19世紀にパリやロンドンでさかんに開催されていた国際博覧会で、受賞を重ねることで、その名は世界に広がっていった。
また、1789年のフランス革命では、大胆にも革命軍に武器を提供するなど、歴史の大きな転換期にも関わりを持つのである。
では、なぜフォレ ル パージュの製品がこんなにも優れていたのか?
それは各分野から最高の職人が集まっていたからだ。つまり、フォレ ル パージュの製品ひとつに、砲術師、練鉄師、鋳造師、溶接職人、錠前師、研磨師、彫刻家、鋳型職人、彫金師、革職人など多くの人々が関わっていたのだ。
ル パージュは、このスペシャリストたちを必要に応じて製品ごとに集め、ディレクションするという形式をとっていた。各職人が楽器担当で、ル パージュが指揮者という関係だ。この製作スタイルは、職種に変化があるものの現代においても継承されている。
そんな鉄砲工であり、剣の製作などを手掛ける武具屋であったフォレ ル パージュが、バッグを中心としたメゾンとなったのは必然であった。武器には、それを収納するものが必要だったし、狩猟に出れば弾薬などの備品や食料、獲物などを運ばなければならない。ル パージュは当時から武器とともにバッグ類も製作していたのだ。
だから現在のレザーコレクションには弾薬用のポーチや獲物袋、バケツ型の弾薬入れなどから派生したものが多い。つまり、フォレ ル パージュの製品は実践に基づいたものがベースとなったものだから、使い勝手がいい、と思えるのは当然のことなのである。
現代のフォレ ル パージュは、2012年にパリ・カンボン通21番地に最新の店舗をオープン。ここが司令室となってフォレ ル パージュを再び世界に拡げようとしている。日本でも昨年12月に銀座本店をオープンし、本格的な体制が整えられた。
フォレ ル パージュが創立されたのは、ルイ15世統治時代の初期。それ以降、7代に渡りル・パージュ家によって受け継がれてきた稀有な存在である。
今回はフォレルパージュの歴史について簡単にご紹介しました。
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