BRAND COLUMN

ホワイトハウスコックスの歴史について

ブランドコラム 2021年06月10日

こんにちは、ブランド買取GRACE新潟スタッフ山崎です。

ブランド買取GRACE新潟は中央区美咲町で営業しております。

今回はホワイトハウスコックスの歴史についてご紹介します。

【ホワイトハウスコックス】

ホワイトハウスコックス社はロンドンから北の方に列車で約3時間ほどの街、ウォルソールにあります。ホワイトハウス・コックス社は、ホワイトハウス氏とサミュエル・コックス氏によって1860年に創業しました。
ホワイトハウス・コックス社の100年以上にも及ぶ長い歴史の中で、創業当時から貴族たちの要望にこたえる高級馬具製造メーカーとして、乗馬用の鞍や手綱などの高品質な馬具を製造し繁栄していきました。
第一次世界大戦後は自動車の普及とともに馬具の需要が激減したため、英国軍に納めるベルトやガンケースなど様々な軍需用のアイテムを製造もしてきました。
その後、大きな変革期が1930年代に訪れます。まずはペット用の首輪を製造。そして当時の英国上流階級の人々から要望を受け、既存の製造品目の中にカフスボタン入れ、カラーボックス・シェービングキットなどのスモールレザーグッズ、そして移動用のバッグやラゲージなどのファッション性の強いアイテムが加わるようになりました。
その年代に製造されたアイテムの素材は、殆どが乗馬用の鞍に多く使用されていたブライドルレザーで、その革でこのようなアイテムを作ることは、当時としては非常に斬新なアイデアでした。今日でもなお、ブライドルレザーは硬くて財布などの小物には向かないというタンナーもいるほどですから。しかしホワイトハウスコックスはその頃から現在と同じ製法で生産しています。
1970年代後半、またもやホワイトハウス・コックスに大きな転機が訪れます。それまでは英国内での百貨店や専門店が主なマーケットだったのですが、たまたま、高級百貨店『ハロッズ』のペット用品コーナーで、ブライドルレザーでつくられた犬の首輪や、丁寧に手で編まれたメッシュのリードを見た、ニューヨークのデザイナー『ラルフ・ローレン』からそれを元に人間用のベルトにアレンジしたいと依頼を受け、それをポロ・ブランドで商品化し、後に大ヒットになりました。その後、この噂を聞きつけた世界中のバイヤーやデザイナーから数々のオーダーを受け、マーケットは英国内にとどまらず世界中に広がりました。
続いてホワイトハウスコックスの名を一躍有名にしたのが美しいメッシュベルトです。そこにはかつて手がけた馬の手綱や、1900年初頭に帆船で使われたロープのデザインが再現されています。
そして現在も、全ての製品において、見た目のデザインだけにとどまらない馬具製造の時代と同じ職人気質が受け継がれています。
ホワイトハウスコックスのブライドルレザー製品は長く使いこむほどに独特の風合いが出てくることも大きな魅力であり、長く使うことを前提として修理にも対応するなどサービスも最高レベルのものを提供しています。

今回はホワイトハウスコックスの歴史について簡単にご紹介しました。

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